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窯元紹介

安部 勝斉・安部 元博

安部 勝斉(左)
・台ヶ森焼初代窯元。
・百窯の里・七ツ森陶芸体験館 初代館長

安部 元博(右)
・台ヶ森焼二代目窯元
・百窯の里・七ツ森陶芸体験館 現館長
・二代目窯元 安部勝斎襲名
(2018.11.3)


 
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莫迦焼締(ばかやきしめ)


 

一つの作品の完成に、最低1年以上の時間を要する。

 使うと「色」・「手触り」が変わる。研ぐ陶器。

2014年に東日本大震災の復興時に生まれた独自技法。手間と時間が必要だが、世界でも類の無い独特な色合いになる。
宮城県黒川郡の産出土の金属成分により、黒・飴・緑・青・藤の色合いの釉薬(うわぐすり)を使い。その上薪窯でも希少な「灰かぶり(hai-kaburi)」の色合いと融合による”古くて新しい風合い”に成る。生地造りから、焼成(4回以上)そして研ぎ出しまで、約一年以上の時間が掛かる。
初めて披露した際にお客様から、「なぜそんなバカみたいに手間をかけて作るのか?」と言われたころから命名。
漢字は、(何も無い)と(巡り会う)を意味している。

莫迦焼締 製造工程

1.生地を作り、釉薬をかけガス窯で焼成。(陶器の完成。)

1.生地を作り、釉薬をかけガス窯で焼成。
1.生地を作り、釉薬をかけガス窯で焼成。

2. 薪窯に入れ、「灰かぶり」焼成をする。(成功率は1・2割。)

2. 薪窯に入れ、灰かぶり焼成をする。
2. 薪窯に入れ、灰かぶり焼成をする。

3. 焼成後、「研ぎ出し」をする。
窯出し→金ブラシ作業→そぎ落とし→下層部に変色→口当たり等修正→研ぎ出し完了

3. 焼成後、「研ぎ出し」をする。窯出し→金ブラシ作業→そぎ落とし→下層部に変色→口当たり等修正→研ぎ出し完了

4. 2.~3.を繰り返し、焼重ねと研ぎ出しをして完成。(灰被りの風合いを生かす為。)

焼成回数4回

莫迦焼〆(ばかやきしめ)

焼成回数5回

莫迦焼〆(ばかやきしめ)

焼成回数6回

莫迦焼〆(ばかやきしめ)

*ご注意*
莫迦焼締は、一点ものとなります。
基本的に、写真上の商品以外もございます。
その為、ご希望に添えない場合がございます。
メールやお電話などでご連絡の上、ご注文下さい。


莫迦焼締 ぐい吞み 黒釉
焼酎カップ 黒釉
焼酎カップ 台ヶ森釉
莫迦焼締 マグカップ